「エッ、もう週末」って、アッと言う間に一週間が過ぎていくように感じるのは私だけなんでしょうか。

週末になると当店も普段お見掛けしないお客さんの割合が増えます。

スカイツリーに来た方や、ジョギング、ウォーキング、テニスなどのスポーツを楽しんだ方等様々です。

お客さんが増えれば当然釣銭の小銭も、いつも以上に必要になります。

入浴料金は460円なので、五百円玉や千円札を頂くとお釣りに十円玉を四枚、ジャラジャラとお返しする事となります。

当店は「銭湯」って言うぐらいで、お札は余り貯まりませんが小銭には不自由していません。

しかし、現在の料金に価格が改定(460円に)されてからは状況が一転して、十円玉が減少するようになりました。

不足の十円玉は銀行で両替しているので心配はしていませんが、商売をやっていて「釣銭不足」なんてみっともない事にはならないよう注意はしています。

十円玉四枚のお釣りを嫌うお客さんや、当方の内情を察知して下さってか560円や510円、1,060円等をお出しになって下さる方も多くお見受けいたします。

「百円のお返しです」って感じで、当方も釣銭のバランスが取れるんで嬉しい気持ちです。

先日は「二人分で一人はサウナも」っていうお客さんがいらっしゃいました。

「サウナ代は+200円なので1,120円です」って言うと1,550円お出しになられました。

こうなると当方はお手上げ状態、1550-1120=430なんて答えは瞬時には出てきません。

傍らに置いてある電卓で「430円のお返しです」って、お客さんも「あまり変わらなかったね」って、当方には難問でした。

以前は重くてしょうがなかった十円玉も今では価値が上がった貴重なものに格が上がった感があります。

接客マニュアルがあるような上等なお店ではありませんが、「粗相の無いように」は少しばかり気にしながら毎日を過ごしています。

良かったら560円お持ちになってお見えになって下さい。

「百円です」って、お待ちしております。

DSCN1152十円玉一本500円です。